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健康診断
生活習慣病やがんなどの早期発見のために、
欠かせない検査です。

■特定健康診断

当院では、大阪市国民健康保険加入者の特定健康診査を行っています。
特定健康診査とは、メタボリックシンドローム(内臓脂肪型肥満)の状態を早期に発見するための健診です。
対象者 大阪市国民健康保険被保険者で、40歳~74歳(年度末時点での年齢)までの方
実施時間 【平日】
9:00~12:30  15:00~18:00 
【土曜】
9:00~12:30 (水、日、祝日は休診)
申込方法 お手元に特定健康診査の受診券をご準備の上、お電話にてお申し込み下さい。
tel.06-6684-8456

基本的な検査項目

問診 服薬歴、既往歴、自覚症状、喫煙歴等
身体計測 身長、体重、BMI、腹囲計測
血圧測定 測定回数2回
理学的検査 既往歴、自覚症状、他覚症状の確認
血中
脂質検査
中性脂肪、HDLコレステロール、LDLコレステロール
肝機能検査 GOT、GPT、γ-GTP
血糖検査 血中グルコースの量、「ヘモグロビン A1c(NGSP 値
腎機能検査 血清クレアチニン、血清尿酸
尿検査 尿糖、尿蛋白

■特定保健指導

特定健康診査の結果、特定保健指導を受けるよう保険者から通知を受けた方が対象になります。
メタボリックシンドローム改善や予防のための保健指導を行います。
対象者 特定保健指導を受けるよう保険者から特定保健指導の利用通知が来た方
実施時間 【平日】
9:00~12:30  15:00~18:00 
【土曜】
9:00~12:30 (水、日、祝日は休診)
ご予約方法 お手元に特定保健指導の利用券をご準備の上、お電話にてご予約ください。
tel.06-6684-8456

■がん検診精密検査

当院はがん検診・精密検査の協力医療機関です。
この機会に、年に一度の健康チェックを受けてみませんか?
実施時間 【平日】
9:00~12:30  15:00~18:00 
【土曜】
9:00~12:30 (水、日、祝日は休診)
検査項目 胃がん、大腸がんの検査
ご予約方法 お電話にてご予約ください。
tel.06-6684-8456

上部消化管内視鏡検査
(胃カメラ)
麻酔を併用した苦痛の少ない検査も行っております。

上部消化管内視鏡検査
「EVIS X1」「GIF-1200N」「GIF–H190」

当院ではオリンパスの内視鏡を使用しております。

内視鏡システムの「EVIS X1」はオリンパス最上位モデルであり、詳細な画像検査が可能となり早期のがんの発見にも役立ちます。

オリンパス「GIF-1200N」の経鼻内視鏡は直径 5.4 mmの細さを維持しつつ、明るくノイズの少ないハイビジョン画質の検査が可能です。従来の内視鏡に比べて苦痛は少なく、綺麗な画質での検査が可能です。

大腸内視鏡検査
(大腸カメラ)
早期大腸がんやポリープを発見できる検査です。

大腸内視鏡検査
「CF–HQ290I」「PCF–H190DI」

当院ではオリンパスの内視鏡を使用しております。

大腸内視鏡「CF–HQ290I」「PCF–H190DI」はオリンパスの大腸内視鏡ビデオスコープシステムの最上位モデルで近接観察が可能であり、ポリープなどの病変を拡大し観察することで、病気の早期発見に役立ちます。

オリンパス独自の技術により大腸内視鏡検査におけるスムーズな挿入を可能とし、検査での患者様の苦痛の軽減を第一に開発された大腸内視鏡です。

内視鏡周辺機器「内視鏡挿入形状観測装置 UPD-3」

モニター上での大腸内視鏡スコープの3次元表示(イメージ)
「内視鏡挿入形状観測装置 UPD-3」は磁気を受信アンテナで受信することで3次元で捉えた内視鏡の位置をモニターに表示します。大腸の形状は患者様により千差万別であり、内視鏡の位置を把握することで、より安全な検査が可能となります。

「炭酸ガス送気」

「炭酸ガス送気」は従来の空気送気に比べて腸管に速やかに吸収されるため、検査後の「お腹の張り」「痛み」「違和感」を和らげます。

各種検査
様々な症状に合わせた最新の検査機器を導入し、
精密で正確な検査を行っております。

■テロメアテスト

ミルテル検査は、あなたの体の「いま」と「これから」が遺伝子レベルでチェックできる血液検査です。
病気にいち早く気づくことで「健康で長生き」を実現するために、遺伝子や細胞からのメッセージを見える化しませんか。

テロメアテスト(未病検査)

かくれている病気のリスクがわかる
テロメアテスト

■テロメア

染色体の末端で遺伝子を保護している部分の名前。加齢やストレスにより短くなります。テロメアが短い人は、病気にかかりやすく、がんや生活習慣病の方は健常人に比べてテロメアが短いなどが分かっています。


■Gテール

テロメアの再末端にあるしっぽのような部分。ストレスなどの環境因子で変化し、テロメア長の短縮に影響すると考えられています。Gテールが短い状態が続くと心血管疾患や認知症などの生活習慣病になりやすくなります。

テロメアテストは何を判定するのか

テロメアとその再末端であるGテールの長さを測ることであなたの遺伝子の「強度」と「疲労度」を測定します

テロメアテストで何がわかるのか

心筋梗塞・脳梗塞・がん・認知症など、さまざまな加齢に伴う病気のリスクがわかります

  • 遺伝子の強度と疲労感がわかる、いわば「遺伝子の健康通信簿」です
  • 病気になる前に病気の芽を早めに摘み取ることに繋がります
  • 病気のリスクが高いと判定されても、生活習慣の改善などでGテールを長くできると考えれています

こんな方におススメします

  • 元気なうちから体調管理・健康管理をしっかり行いたい
  • 生涯現役でいたい
  • 身体のだるさが取れない・疲れがたまりやすい
  • 生活習慣病の治療予備軍、あるいは治療をうけている

■アルコリスク

血液由来のDNAをリアルタイムPCR検査で解析を行い「飲酒タイプ」を判定します。
また、問診票にて「生活習慣(飲酒歴、喫煙歴、食習慣)」を点数化して、「飲酒タイプ」と合わせて食道がん・頭頚部がんの発症リスクを判定いたします。

飲酒と癌(がん)の関係

飲酒はアルコールそのものに発がん性があり、口腔・咽頭・喉頭・食道・肝臓・大腸と女性の乳房のがんの原因となるとされています。
特に少量の飲酒で赤くなる体質の方は、アルコール代謝産物のアセトアルデヒドの分解能力が低く、代謝されずに残存することで、がんの発症リスクが高くなることがわかっています。

アルコール分解酵素の遺伝子多型について

アルコールは酵素の働きにより代謝されますが、この酵素の遺伝子にはいくつかのタイプ(遺伝子多型)があることが分かっています。
肝臓でのアルコール代謝は以下の2つの酵素が中心的な働きをします。

  • 1.アルコールをアセトアルデヒドに分解するアルコール脱水素酵素(ADH1B)
  • 2.アルコールが代謝されてできた有害なアセトアルデヒドを無毒な酢酸に分解する
    2型アルデヒド脱水素酵素(ALDH2)
この2つの遺伝子に多型が存在し、その遺伝子の違いによりアルコールを代謝する能力が異なることがわかっています。

■遅延型アレルギー検査

即時型アレルギーが原因食物を摂取後すぐに反応するのに対し、遅延型アレルギー(食物過敏)は原因食物を摂取してから反応するまでに時間がかかるため原因に気づきにくいアレルギーです。このため、遅延型、遅発型、食物過敏などと呼ばれています。

免疫に関する研究は100年以上前から行われていますが、未だ解明されていないことが多くあります。厚生労働省のホームページには、アナフィラキシーなどのIgE抗体による即時型アレルギー反応の他にも非IgEアレルギー反応が存在しそのメカニズムは未解明と示されており、IgG抗体によるアレルギーはこちらに分類されます。
IgEで反応する食品がIgGでも同様に反応するとは限りません。逆に、IgGで反応する食品がIgEでも反応するとは限りません。アレルギー的な症状がある方は、病院で保険適用のアレルギー検査をお受けになりますが、これはIgE抗体を調べる検査です。

しかし、中には何度検査をしてもすべて陰性で原因のわからない方がいらっしゃいます。そのような方がIgGの検査をお受けになると、普段よく食べている意外な食品が高反応で驚かれることがあります。更に、検査結果に基づいて高反応の食品を除去することで症状が軽減することがあります。このようなケースにおいては、遅延型アレルギーは検査IgE陰性で原因がわからない方のための補完的検査であると言えます。

■腸内フローラ検査

私たちの腸内には、多種多様な細菌が生息しており、その数なんと、約1,000種100兆個いるといわれています。特に小腸から大腸にかけて生息しており、これらの様々な細菌がバランスをとりながら腸内環境を良い状態に保っています。顕微鏡で腸の中を覗くと、それらはまるで植物が群生している「お花畑([英] flora)」のようにみえることから、『腸内フローラ』と呼ばれるようになりました。「腸内フローラチェック プレミアム」は、次世代シーケンサーで検体(便)中のそれぞれの細菌のDNA配列を解析、カウントしています。このDNA配列解析とカウントされた値から、便中の細菌の種類と割合を計算し、腸内フローラのバランスにより腸の健康を推測します。
腸内フローラ検査でわかること
  • 腸内環境総合評価
    • ・有用菌(ビフィズス菌)
    • ・有用菌(酪酸菌)
    • ・有害菌の少なさ
    • ・腸年齢
    • ・菌種の多さ(多様性)
  • 腸内フローラ型
    • ・プレボテラ型
    • ・ビフィズス型
    • ・ルミノコッカス型
    • ・バクテロイデス型
  • 健康度と腸内フローラとの関連
    • ・免疫・感染防御との関連
    • ・こころの健康状態との関連
    • ・肥満・ダイエットとの関連
    • ・美容との関連
    • ・お通じとの関連
    • ・長寿関連

■毛髪ホルモン量測定検査

AGAは「男性型脱毛症」 と呼ばれる脱毛症で、徐々に薄毛が進行する疾患です。日本人男性の 3人に1人 はAGAによる薄毛を発症していると言われています。
AGAの進行パターンには特徴があり、主に 3つ にわかれます。

  • ①頭頂部から薄毛が進行するパターン
  • ②生え際から薄毛が進行するパターン
  • ③前頭部から頭頂部にかけて進行するパターン
薄毛の症状がいずれかに当てはまる場合、AGAを発症している可能性があります。
「まだ若いから大丈夫」と放っておいて、AGAにより毛根の寿命がつきてしまうと治療や対策に励んでも効果を得ることができない可能性があります。
この差を生み出すカギは毛髪内に含まれる薄毛ホルモン「DHT」です。つまり、 DHTの量が増える=AGAのリスクが高くなるということがわかります。将来の薄毛リスクが気になる方は、毛髪ホルモン量の測定をお勧めしています。